POHRCは国際社会における暗黒舞踏とその創始者土方巽について議論の場を提供し、実践的なプロジェクトを企画します。  

土方巽の舞踏[集中ワークショップ&研究会]2017

土方巽は舞踏の振付家として、また指導者として新たな局面を目指していた1986年1月に、志半ばにして突然亡くなりました。そのため、その前年「東北歌舞伎計画」と題した行なわれた連続公演の4作目が遺作となったのです。また同年、山形県上山で撮影された、小川紳介監督のドキュメンタリー映画「1000年刻みの日時計 牧野村物語」に土方巽の最後の姿を見ることができます。なお、土方巽が生まれ育った東北の地へ戻っていたこの年に、初めての舞踏フェスティバルが日本で開催されています。今年、POHRCが実施するワークショップでは、1980年代に日本から世界へと広まった「BUTOH」を見据えつつ、同時期に東北の影響を受けて制作された土方巽の作品に焦点を当てます。

今回のプロジェクトでは、山伏をガイドに巡る山形県の山伏修業の羽黒山へのツアー、土方巽の遺作「東北歌舞伎計画IV」の全編上映・観賞に加え、長岡ゆりと正朔、また今貂子によるワークショップを通じて、土方巽の「舞踏譜の舞踏」、さらに80年代に一世を風靡した白虎社のメソッドを元に舞踏の身体をどのように培ってゆくかを体験してゆきます。

実施内容

2015年に引き続き、今年も土方巽の故郷秋田県にて1週間の舞踏イベントを開催いたします。羽黒山及び羽黒修験道を体験、即身仏について学ぶ山形鶴岡へのバスツアーに始まり、写真集『鎌鼬』の舞台となった秋田県羽後町にて4日間の舞踏ワークショップが続きます。2013年にPOHRC講師として招聘した長岡ゆり、正朔による3日間の合宿、最終日には今貂子による特別ワークショップが行われます。週末には鎌鼬美術館において「鎌鼬の里芸術祭」が開催。今貂子、福士正一、大森政秀による舞踏公演に続き、神楽の仙道番楽、西馬音内盆踊り、さらに渋さ知らズオーケストラの演奏に加えて、ワークショップ参加者(希望者のみ)によるパフォーマンスも実施します。また赤坂憲雄さん、森繁哉さん、ゴン・ジョジュンらのシンポジウムやトークショーも予定されています。 

自然豊かな羽後町に位置する廃校を利用したワークショップ会場では、2食付きの合宿所が隣接しており、男女別ドミトリータイプの部屋に宿泊が可能です。他の宿泊先をご希望の方には、ご紹介も可能ですのでご相談ください。買い出しや羽黒山バスツアー、鎌鼬美術館でのイベントへの移動は事務局側で手配いたします。

パッケージプラン(8日間の宿泊、朝、夕の食事、羽黒山バスツアー、ワークショップ参加費、「鎌鼬の里芸術祭」への移動及び鑑賞を含む)は5万円でご用意しております。また早割45000円は8月1日まで承っております。

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概要

9月17日(日)秋田入り

9月18日(祝・月)羽黒山、即身仏を巡るバスツアー

9月19日(火)〜21日(木)長岡ゆり&正朔によるワークショップ 10:00-13:00 & 15:00-18:00

9月22日(金)今貂子によるワークショップ及び『東北歌舞伎計画4』上映会

9月23日(土)〜24日(日)「鎌鼬の里芸術祭」鑑賞

今貂子、福士正一、大森政秀などによる公演

神楽の仙道番楽、西馬音内盆踊り、渋さ知らズオーケストラ、WS参加者(希望者のみ)によるパフォーマンス

9月25日(月)秋田出発

お問合わせ

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主催・共催など

ワークショップ企画:POHRC

「鎌鼬の里芸術祭」企画:NPO法人鎌鼬の会

協力:慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイヴ